458:名無しNIPPER[saga]
2017/02/04(土) 21:04:02.29 ID:1U4qo7RyO
特部隊長「奇遇だな、俺もそんな気分だよ」
狩人「えっ…」
特部隊長「……俺は、彼女のことを何も知らなかった」
特部隊長「だというのに、時間を共に過ごす内に知ってる気になっていたんだ」
特部隊長「彼女を理解していると、彼女の隣に立っていると錯覚していたのもしれないな」
特部隊長「そんな自分に腹が立つ……」
特部隊長「勝手に知っていた気でいた自分に、分かった気でいた自分に、どうしようもなく腹が立つ」
狩人「……彼女って、精霊さんのこと?」
特部隊長「……ああ、そうだ」
狩人「大人でも、そういうのあるんだ」
特部隊長「大人も子供も関係ないさ」
特部隊長「何も出来ないというのは、見ているだけというのは…とても歯痒く、苦しいものだ」
674Res/446.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20