353:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 02:03:08.66 ID:dMZ8OWu/O
剣士「その通りだ」
剣士「あるべき運命が歪められたから、勇者は『あんなもの』を背負う羽目になった」
剣士「運命は生きている。明確な意志を持って、確かに存在してるんだ」
盗賊「……いや、意味が分かんねえ。アタマ大丈夫か?」
勇者『(行くよ、父さん)』ダッ
ガギャッッ!! ズオッ…ザシュッ!
戦士『……強者と命を奪い合う』
戦士『相手が強ければ強いほど、危うければ危ういほど、その喜びは増していく』
戦士『高めた力を競い合い、磨いた技をぶつけ合い、最後には俺が勝つ』
戦士『男として、これ以上の喜びはなかった』
戦士『自分がどれほど強いのか。何処まで行けるのか。それを知る術は強者と戦う以外にない』
戦士『そんな相手に巡り会えた時、こいつは危険だと感じた時、自然と笑みが溢れた……』
674Res/446.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20