勇者「救いたければ手を汚せ」 
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322:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:52:29.45 ID:XFbmtst+O

剣聖「ん、そうだったか?」

精霊「随分と長いこと生きているから物忘れが激しくなったんじゃないのかしら?」

剣聖「かもしれんな。それにしても、時が経つのは早いものだ……」

剣聖「……あれから千年。お前と出逢って四百年。互いに歳を取ったな」

精霊「あなたはいいじゃない。何百年経とうが大して変わらないんだから」

剣聖「お前は随分と変わった。いや、勇者が変えたのか……」

精霊「ええ、そうね。きっと、あの子が私を人間にしてくれたのよ」

剣聖「では…ああ、そうであった。西部司令官には何も言わずともよいのか?」

精霊「……与えるべきは与えたわ。彼に対して言うべき言葉はない」

剣聖「そうか、ならばよい。では、往くとするか」

精霊「……ええ、行きましょう」

バシュッ…シーン……



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