【ラブライブ!】スクールアイドルを始めるらしい
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96: ◆XxLp/boApQ[saga]
2016/12/05(月) 07:56:22.84 ID:mq8mLVzgO
芽衣「……どうしよう。思った以上にレベル高い」

晴香「真顔で言うことかしら……」

 動画再生後、パソコンをぱたんと閉じて芽衣が弱気な言葉をもらす。яebirth。私達の先輩となるスクールアイドル部その1。私たちがスクールアイドルをするならば彼女らが身近なライバルにもなるわけで。
 到底初心者が勝てる領域ではない。一年生から三年生まで、踊りも歌も容姿も曲も突っ込むような粗はなかった。
 あのクオリティで世間的には有名じゃないのだから、この国のすさまじいスクールアイドル飽和っぷりが窺える。

深羽「どうでもいいんじゃないかな。あっちがレベル高くても、こっちも頑張ればいい話だし。時間はたっぷりあるよ」

芽衣「……だよね。今はメンバー集めるしかないか」

晴香「そうそう。戦うわけでもないから」

芽衣「うんっ。となると……やっぱり作曲とかコーチできる人が欲しいよね。対抗するには」

 いつもの表情、冷静な声で芽衣があれこれと考えはじめる。
 彼女の情熱は中々のものだ。あの動画を見ても対抗しようと思うのだから。
 しかし、作曲かぁ……。そんなことできる生徒、学校にいる時点でかなりの奇跡なのだろう。スクールアイドルとか流行ってるし、作曲に興味ある人も増えているだろうけど狭き門なのは違いあるまい。
 センスに準備を整えるお金に環境、そして楽器、音楽の知識。生徒の身分では途方もない話である。


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