【ラブライブ!】スクールアイドルを始めるらしい
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84: ◆XxLp/boApQ[saga]
2016/11/28(月) 05:14:10.70 ID:Tsztox8p0

 そんなこんなでスクールアイドル部その2を作るべく私は芽衣を手伝うことになった。
 見学も部が作られないとできやしない。それにもし私がスクールアイドルをするにしても、リーダーになるだろう芽衣の覚悟や実力は見ておきたかった。

深羽「ってことで、明日も学校行くから」

深羽母「へぇ……アイドルね。あんたが。あんたがアイドル……ぷぷ」

 笑うな母よ。
 始業式がある日の朝である。一階の居間で父が店の方に向かうのを見送り、いつものように朝食を食べていた私は母へこれまでの経緯を語った。
 こたつにテレビ、ソファー。居間といえば、な家具が配置された部屋。ここでスクールアイドルの特番をだらしなく見てた時は、私がアイドルになるなんてことは微塵も思ってなかった。
 有り得ない。似合いもしない。それは自分も分かっている。けど……。

深羽母「あははっ、面白いね。いいんじゃない? アイドル」

 ここまで楽しそうに笑われるとは。パサパサに焼かれた鮭を一口大に箸で裂いていた私は、向かい側に座る母を呆れた目で睨んだ。

深羽「本当にそう思ってる?」

深羽母「思ってる思ってる。深羽は私似で顔もいいから。愛想は良くないけど。ふふふ」

 うわぁ、楽しそう……。心なしか機嫌も良くなったような。
 とりあえず反対ではないみたいで安心した。嬉しそうだしなによりだ。



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