【ラブライブ!】スクールアイドルを始めるらしい
1- 20
175: ◆XxLp/boApQ[sage saga]
2017/04/23(日) 19:40:38.87 ID:n1etrTqb0

 ○



深羽母「いやー、アイドルやってるだけあって流石に可愛い子だねぇ」

晴香「そ、そんなことは……。それに、私スクールアイドルはまだ――」

深羽母「ああもう謙虚っ。うちの子にも見習ってほしいわ、この可愛げのあるリアクション!」

 学校へ行く準備をあらかた済ませて一階の玄関前、居間へ行くとそこで晴香がお母さんに捕まっていた。
 頭のてっぺんを優しい手つきで撫でられ、ピンク色の髪を揺らしながら物凄くあたふたしている。ふわふわと女の子らしく柔らかい雰囲気の彼女は、私のクラスメイトその1。今日は昨日と少し変わって、ツインテールを作っているゴムに花みたいなアクセサリーが付いている。
 私よりもはるかにアイドルらしくて、守ってあげたくなる小動物的な可愛さを持つ子である。

 さて、そんな彼女が何故一人で私の家へ?
 てっきり芽衣だと思っていた私は面食らってしまった。

深羽「おはよう。なにしてるの?」

深羽母「あぁ、やっと来た。おはよう。ご飯置いてあるから食べなさい」

晴香「あ。飛島さん。おはよう」

 撫でられ顔を赤くさせながら晴香が挨拶をしてくれる。母親さんは娘に興味がないのか、全然顔を合わせてくれる気配がない。

深羽「ん、分かった」

深羽「……」

 二人の隣を歩いて、居間の時計をチラ見。時刻はいつも通り。朝食をのんびり食べている時間だ。晴香の家がどこだかは知らないけど、起きて準備してここまで来るとなると、それなりに早起きしてきたのだろう。
 とりあえず、いただきますと一言。朝食の白米、お味噌汁、瓶入りの鮭フレークという簡単なメニューを見、瓶に手を伸ばす。
 朝はあんまり食べる気にならないしこれくらいがちょうどいい。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
207Res/136.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice