【ガルパン】カチューシャ「私の同士は手強いわよ!」
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◆UYlhnKrxEE
[saga]
2017/01/21(土) 16:01:17.34 ID:gP/X3WeE0
出会ったのは一年の初めのころ、高校戦車道を始めたばかりのころだった
小さなその子は目を輝かせながら戦車道への熱い思いを語ってたわ
けど運命は残酷、こんなに戦車道が好きなのに、その恵まれていない体格を戦車道の神様は愛してくれなかった。
戦車に乗ることさえできずにいる彼女を哀れんだ時もあったけど、そのうち忘れてしまったわ。戦車道をやれなくたって別に他にやれる事などいくらでもある。あなたは戦車道をやるべきではなかった。運が悪かったと思って諦めなさいって
ふとしたきっかけで二年のときプラウダを訪れてたことがあったわ
彼女が居たことを思い出してなんとなく戦車道の校舎を見たの……
校舎の片隅に彼女は居たわ。雑用をしながら仲間と会話しているカチューシャの姿を……あの子は何も諦めていなかった、あの時のままだった
戦車道はあの子を見捨てたのに、あの子はずっと戦車道を愛し続けていた……
あの時初めて感じたの、恐怖というものを……だってそうでしょ?なぜあの子はあそこまでできるんだって、何で諦めようとしないんだって、何でそこまでできるんだって、何でそんなに笑顔でいられるのって
普通二年も戦車に乗れなければいやになって辞めてしまってもおかしくない、少なくとも私には無理だわ
もしこの子に仲間ができて、隊長としてチームを率いたらどうなるのかしら?
今までに出会ったことの無いタイプ。……そう、私はカチューシャを恐れている。あのに眠っている未知の可能性を
だからこそ油断はしない、全力で迎え撃つ。そして勝ってみせる!
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