紗南「仮面ライダーサナ」
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9:名無しNIPPER
2016/11/15(火) 19:50:47.30 ID:ZTyGLDnn0
ありすは再び入口へ行き、一緒に落ちていた形容しがたい形状の塊を拾う。

「…ほら、ここに端子があります。差さりそうです」

「…でもこれ、どう見てもゲーム機には見えないよ?」

「でも、一緒に落ちてたんですし…何か関係あるはずです」

「ま、やってみればわかるか」

紗南はくるりとゲームセンター14のガシャットを回す。その時、ガシャットの隅がカチリと凹んだ。

「ん?」

『ゲームセンター14(フォーティーン)!』ピロピロパローン!

「うわっ!」

「きゃあっ!」

その途端、ガシャットからタイトル音声が流れ始めた。思わず持っていたもの取り落とす紗南とありす。
ガシャットの端子は黄色に発光し、そして差し込み口もまた、呼応するように明滅し始める。

「…!紗南さん、後ろ!」

「えっ?」

目を見開いて後ろを指差すありす、振り向く紗南。
紗南の背後の空中に、「GAME CENTER 14」のタイトル画面が浮かび上がっていた。

「何、ですか、これ…」

「新型の、ゲームガシャット…?」

「まさか!何もなしに空間に映像を映し出す技術なんて聞いたことありません!そもそもどうやってプレイするんですか!」

「…これだ!」

紗南は足元にあるデバイスと、ガシャットを拾い上げる。
途端に、紗南の脳内にイメージが流れ込んできた。使い方のイメージだ。


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