桐生「アイドルの……プロデューサー?」 社長「うむ」
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7: ◆I53lPPif0o[saga]
2016/11/09(水) 16:28:41.78 ID:cmRQltu+o
被ってましたか
酉変えます


桐生
「……すまん、今は何日だ……?」

ちひろ
「え? っーと、今は……」

……相沢との死闘から、既に二週間も月日が経っていた。

俺はそんなに長く眠っていたのか……。

桐生
「……あんたが、助けてくれたのか?」

ちひろ
「いえ……私の、知り合いがあなたを見つけて。私は救急車を呼びました」

桐生
「……そうか。世話になったな。俺は……鈴木太一だ」

ちひろ
「鈴木さんですね。私は千川ちひろです。鈴木さんの身元が分からなくて仕方なくて、なんやかんやで付き添うことになりまして」

身元が分からない……そうか、財布を持っていなかったからな。

警察に届けたりはしてないのか?

ちひろ
「警察に言おうかとも思ったんですけど、訳ありっぽかったのと、社長の意向で……」

桐生
「……そうか。悪かったな」

ちひろ
「いえ、お金が別で貰えるし私は別に。明日社長に来てもらえるようにしますので」

社長……何故俺を庇うような真似をするんだ?

見知らぬ俺を庇うことで利益があるとは到底思えん。

だが……今はとりあえず明日を待つことにしよう。

桐生
「夜中に起こして悪かった。今日はもう休ませてもらう」

ちひろ
「あ、はい。おやすみなさい」


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