桐生「アイドルの……プロデューサー?」 社長「うむ」
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516: ◆I53lPPif0o[saga]
2017/01/31(火) 15:25:42.78 ID:7dvqKt3Zo
神崎
「……何から何まで、すいません……。実は……僕の娘が、アイドルになりたい、と言い出しまして……」

桐生
「アイドル?」

神崎
「は、はい……普段から、その……不思議なことをいう子だったんですが……いきなりそんなことを言われまして……しがない喫茶店のマスターでしかない僕はもう、どうしたものかと……」

桐生
「なるほどな、話はわかった。うーむ……もしかしたら、力になれるかも知れないんだが……写真を見せてもらってもいいか?」

神崎
「……それがその……写真は、えーと、なんだったかな……「我が魂を封じ込める呪具か!? 己が娘をも母様と同じように封じるつもりか!」とか、なんとか、言われてしまいまして……」

桐生
「…………悪いが、聞かなかったことにさせてくれ」

神崎
「か、可愛いんですよ!? 本当です! ただその、奇怪な言葉を使うだけで……」

桐生
「…………」

神崎
「よければ、僕の店に来てください! 蘭子はまだ家にいますので!」

桐生
「……わかった」


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