提督「…さぁ出撃してこい!」 曙「黙れクソ提督」
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682: ◆VENk5mkP7Y[sagesaga]
2018/01/05(金) 02:25:20.23 ID:YYdFGxTY0
鎮守府ー廊下ー
曙「ん?」
ボンヤリする頭で廊下を歩いていると、前から書類が歩いてきた。
…否。
頭の高さより高く積んだ書類を抱え、フラフラと歩いている誰かに会った。
特徴的な水色のポニーテールがアワアワと跳ねる。
五月雨だ。
そう思うと同時に予想した。
間違いなくコケると。
五月雨「ッキャッ!??」
曙「ッ!!」
脳裏によぎった光景通りに廊下に倒れこむ五月雨を咄嗟に受け止める。
五月雨「あ、曙ちゃん!?…すすすすすみません!!…た、助かりました…」
曙「はぁ。全く誰よ。ドジなあんたにこんなに書類を押し付けたのは…」
五月雨「うぅ…それがぁ…」
床に散らばった書類を集めながら目を通していくと、どうやら五月雨が運んでいるのは、さまざまな艦娘の戦績記録や弾薬消費、燃料消費記録であることがわかった。
これらの書類は本来なら、個人で提督に出すか、旗艦に預けて、旗艦の人がまとめて出しに行かなければ行けないのだが…。
おおかた、お得意のお人好しで、みんなの分を引き受けてるうちに、この量になってしまったのだろう。
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