【ラブライブ×ポケモン】穂乃果「オトノキ地方を旅する!」真姫「Part2よ!」(再)
1- 20
138: ◆EvBfxcIQ32[saga]
2017/04/26(水) 23:15:23.20 ID:FjuH2iVD0


嘲笑にも似た笑いが口から洩れる。実際それは何もできない自分を嘲笑った声なのだろう。

(情けない、本当に……)

ギュッと握りしめた拳が小さく震えている。

理不尽に狙われる怒りもある
力の差を見せられた恐怖もある。

しかし、それ以上に、
自分はただ、守られているだけの存在で、
何もできないという悔しさ。

―――あの日、にこちゃんと勝負をした日から、いつかこんな時が来る気がしていた。

『真姫ちゃんは、私が守るから』

旅を続けたい、穂乃果の旅についていきたい。
……それは、私のわがままでしかない。

けど、きっと穂乃果はそんなこと思っていない。
『私だって真姫ちゃんと旅を続けたいもん!』
自惚れかもしれないけど、たぶんそう言ってくれると思う。
だからこそ自分の身も削って、あの力の反動も考えずに……いや、考えた上でなお、私を守ろうとしてくれている。

でも……

「守られるだけなんて、そんなの嫌よ……!」
「エル……」

(もっと、もっと強くなりたい。もっと―――)

フツフツ、フツフツ
悔しさが内側で煮えたぎり、熱い雫となって目からこぼれる。

そしてそれは一直線に白い床へと吸い込まれ―――

突如、涙の跡から光の波紋が広がった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
168Res/125.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice