ファンタシースターオンライン2 THE ANIMATION EPISODE FINAL
1- 20
13:アクエリオン
2016/10/16(日) 03:35:35.45 ID:i6t7O3EV0
―精雅学園・男子寮―

橘イツキ
「うーん・・・。」

茅野コウタ
「どうした、イツキ?」

橘イツキ
「ああ、ちょっとどこの大学にするのかを考えてて。」

茅野コウタ
「まだ決めてなかったのか?大学の事。っていうかもう1年経ったじゃねえか。」

橘イツキ
「しょうがないだろ。俺だって毎回考えてるんだよ。有名な大学がたくさんあるけど、どれにするかが・・・。」

茅野コウタ
「だったらリナ先輩と同じ大学でいいじゃんか。」

橘イツキ
「いや、それも考えたんだけど、やっぱりリナ先輩の大学じゃ、何かこう・・・集中するのが逆に捻じ曲がっちゃう気がするんだ。それにリナ先輩に迷惑を掛けるかもしれない・・・。」

茅野コウタ
「イツキ。お前な、そうやって不安な事とかを思ってるから、前に進まないことがあるんだぜ。」

橘イツキ
「前に進まないこと・・・?」

茅野コウタ
「それだけじゃないぞ。就職先が決まらない事だって、きっとすぐに違う道を歩んでしまう事だってあるんだ。俺の親父だってそうだったしな。」

橘イツキ
「・・・確かにそれもあるな。」

茅野コウタ
「なあ、イツキ。不安な事を考えずにさ、自分が行くべき道を選んでから、それを考えればいいんじゃないか?そうすりゃきっといい大学に受けられるかもしんないしさ。」

橘イツキ
「コウタ・・・。」

茅野コウタ
「まあ、俺はいい大学を見つけたし、お前の応援もしなきゃなんないからな。んじゃ何か飲み物買ってくるよ。」

橘イツキ
「あっ、ああ・・・。」

カチャ、パタン・・・。(部屋を出るコウタ)


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