275: ◆xyu6XHhWlc[saga]
2016/11/19(土) 22:17:33.50 ID:eTHOFRnJo
康一「そ・・・そんなことってある物なの?」
仗助「にわかには信じがたいがな・・・」
「ああ・・・その通りだ・・・」
康一&仗助「!!」
形兆「・・・東方仗助・・・お前のスタンド・・・心が読めるのか・・・?」
仗助「・・・限りはあるがな・・・」
形兆「・・・ハ・・・ハハ・・・・・・」
形兆「俺は・・・もっと早くにお前に会いたかったよ・・・」
仗助「・・・」
形兆「そしたら親友・・・いや、恩人とまでに思うはずだったよ・・・」
形兆「俺には分かる・・・お前のそのスタンド・・・
『スタンド使いの素質』すら見抜ける筈だ・・・」
仗助「・・・ある程度だが・・・一応そうだ。」
形兆「俺の心を見たなら俺がなんでスタンド使いを増やしていたか
分かるはずだろ・・・?」
仗助「・・・ああ。」
形兆「仗助「親父を殺してくれるスタンド使いを探すため」さ・・・」
形兆「・・・ああ・・・そうさ・・・。」
親父「どうしてくっつかないのよぉぉぉ〜〜〜〜〜〜っ!」グイッグィッ!
康一「・・・え?こ、殺すため?治すスタンド使いを探すため・・・とかじゃなくて?」
形兆「・・・俺のバッド・カンパニーで粉みじんにしようと・・・」
形兆「・・・億泰のザ・ハンドで削ろうと・・・」
形兆「DIOに埋め込まれた『肉の芽』の影響で・・・」
形兆「絶対に死なないのさッ!!このまま永遠に生き続けるだろうな・・・」
康一「で、でも・・・その人はあなたのお父さんでしょうッ!そうでしょう!?」
形兆「・・・ああ・・・そうさ・・・だからこそ・・・だからこそ・・・」
形兆「だからこそやり切れない気持ちがあるんだ・・・フツーに死なせてやりたいって気持ちがな・・・」
康一「だからこの矢をそんなに大切にしていたのか・・・
・・・ハッ!」バッ
形兆「安心しな・・・身構えなくてもいい・・・もう矢を取り返えそうなんて思ってないさ・・・」
康一「・・・」
形兆「俺はもう疲れたんだ・・・降参さ・・・」
形兆「今回の戦いでもう何もかもがイヤになったんだ・・・」
形兆「戦いも・・・親父のしつけも・・・」
形兆「・・・スタンド能力探しのために
この町の人間を何人も殺したという罪悪感も・・・」
形兆「もう嫌なんだ・・・何もかもが・・・」
形兆「俺は・・・楽になりたいんだ・・・」
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