252: ◆xyu6XHhWlc[saga]
2016/11/12(土) 08:00:45.79 ID:xR/dAQEvo
仗助「そして次にお前は、「テメー門の扉をいつのまにッ」と言う」
形兆「テメーッ!門の扉をいつのまにッ!?」
形兆「・・・ハッ!」
仗助「説明してやるよ。」
仗助「戦うつもりが無いと言えば降参するとアンタは思う。
そして規則正しく几帳面なバッド・カンパニー部隊は
そんなアンタの指示に従う。」
仗助「だがココまでだと俺はまだ不利だ。康一が人質にいるからなァ。」
仗助「そこでだ、さっきも言ったバッド・カンパニーの性格を逆手に取らせて貰った。」
形兆「な・・・何?」
仗助「バッド・カンパニーはアンタの指示に充実。
しかしそれはアンタの指示以外には従わない、
アンタの命令がすべてだ。」
仗助「そこで俺はアンタが周りが見えなくなるくらいムカつきそう
な事や紛らわしい事を言い、注意を俺一人に引く。」
仗助「そうすれば康一を縛っている兵士まで俺を狙う。
後は簡単さ。」
形兆「だ、だが待てッ!扉・・・門の扉はどこでッ!」
仗助「だからさっき言ったろ?」
仗助「『紛らわしい事』を言っただけさ。俺が一番門に近づいたときな。」
形兆「お前が・・・一番門に近づいたとき・・・?」
形兆「ま、まさかッ!?」
仗助「そう、億泰をブン投げたあの時さ。」
仗助「億泰を投げてアンタの注意を引く、その間にそっと扉を頂き」
仗助「まるで俺と億泰が戦った時に取れたかのように足元に置いておく。」
形兆「お、俺は・・・最初からお前の策に引っかかってたと言う事か・・・」
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