200:名無しNIPPER[saga]
2016/10/27(木) 02:00:51.49 ID:N8VUaulpo
良平「ま、全く、じょ、仗助の奴めッ!」
朋子「・・・お父さん、泣いてるの?」
良平「なッ!?ち、違うッ!これはただ、その、か、花粉症じゃッ!!
目に花粉が入ったんじゃッ!」グシュグシュ
朋子「言ったでしょ?あいつは心の底では優しさがあるって・・・」
良平「そ、そんなことあるかッ!ただの、ふ、不良じゃあいつはッ!まったく」ズビッ
良平「わ、わしは行くからなッ!」グスッ
朋子「・・・行ってらっしゃい」
マッタク、カフンノキツイキセツジャワイッ!グスグス
朋子「・・・それにしても、仗助の奴・・・」
仗助「・・・ヘヘッ」
朋子「・・・成長したわね」ホロリ
承太郎「・・・」
―――――――
仗助「・・・」っ金
承太郎「どうした?なんでお前が金を出してるんだ?」
仗助「じつは・・・これでブランデーを買ってきて欲しいんデス」
承太郎「ブランデー?高校生にはちとゼータクじゃあねーか?」
仗助「いえ、そうじゃなくて・・・」
仗助「家のじーちゃん夜勤明けにブランデー飲むのが楽しみなんデス」
承太郎「?お前のじーさんは確かアンジェロに・・・」
仗助「あ、あの時は俺のじーちゃん「が」って言ったんですよ」
仗助「俺のじーちゃんがアンジェロを捕まえたっていうのをお袋から聞いたから知ってたんスよ」
承太郎「なんだ、そういうことか・・・すまないな、てっきり勘違いしちまったぜ・・・」
仗助「いえ、紛らわしいこと言ってすいませんでした」
承太郎「それで、自分のジイさんにプレゼントがしたいが、買いたくても買えないから代わりに買ってきて欲しいって事か」
仗助「え!?あ、あ〜〜〜そ、そういう事になりますッスね」
仗助「あと、酒代も節約できるからお袋も喜ぶかなっーって思って」
承太郎「・・・わかった、そういう事ならお安い御用だ」
仗助「あ、ありがとうございますッス!!」
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