【ガルパン】みほ「そっか…もう家じゃないんだ…」
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318: ◆//tNxACVjU[saga]
2016/09/22(木) 17:22:44.58 ID:Zt2JZsJQO
桃「よし…ではこれで作戦会議を終わる!各車長は作戦を他の人員に伝える事!以上解散!」
みほ「…(とりあえず…皆に作戦を伝えて…ん?)」
梓「えっと…先ずは待ち伏せして…次に…」
みほ「梓ちゃん大丈夫?」
梓「あ!西住先輩」
みほ「作戦が分からなかったらメモに書いて渡すけど?」
梓「あ、いえ…それは大丈夫なんですけど…」
みほ「?」
梓「あの…車長って何をすれば良いんでしょうか…」
みほ「うん?車長の仕事?」
梓「はい…」
みほ「えっと…周囲を見渡して敵の位置を知らせたり…射撃目標を指示したり…仲間を励ましたり…とかかな?簡単に言えばお母さん的なポジションかな?」
梓「お母さん…?」
みほ「うん…戦車は一人では動かせない…装填手、砲手、通信手、操縦手、そしてそれをまとめる車長がいて初めて戦車は動ける」
梓「…」
みほ「誰か一人でも欠けてしまえば…戦車は力を失っていっちゃう…だから、そうさせない様に車長が皆を見て的確な指示を出してあげるの」
梓「でも…私…自信ないんです…皆、好き勝手しちゃうから…」
みほ「大丈夫…」ポンッ
みほは優しく梓の肩に手を置き
梓「ぇ…」
みほ「どんな時でも車長は胸張って!どっしり構えとけば良いんだよ。そしたら自然に皆は車長を信頼して全てを託してくれるから」ニッコリ
梓「…心を強く持てって事ですか?」
みほ「うん、たったそれだけ♪」
梓「わ、わかりました!ありがとうございます!」
みほ「うん…あ…沙織さんからメール…ごめんじゃあ私は行くから!」
”タッタッタ…“
梓「…西住先輩…格好いいなぁ…」
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