響「まだ空っぽな明日は、限りなく黒に近いグレイ」【偶像喰種2章 後編2】
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◆AyvLkOoV8s
[saga]
2018/01/20(土) 18:16:06.35 ID:bU9x6aop0
唯「…それなのにさ」
唯「フレちゃん、あんなところで何やってんの……?」
唯「夢子ちゃんだって……!!」
響「フレちゃん?」
響(――あの場…レストランに、唯の友達がいたのか?)
響「…唯。346プロで何が―――――」
「――まだ喰種のこと気にかけてんのかよ。唯」
響「?」
響「……!!?」
響(――唯に聞きたかった。346プロで、何が起こったのか)
響(――でも、いつの間にか他の人が入ってきていて……話を中断しなくちゃいけなくなった)
響(――いや、実際は中断しようとしたわけじゃなくて)
響(――また『あの服』が目に入ったから、言葉が詰まってしまったんだ)
「よお。有香も橘も来れねえっつうから、お見舞い来てやったぞ」
唯「……さんきゅー。お仕事帰り?」
「おう。富良サンの捜査がひと段落したから、アタシの研修も今日はこれで仕舞だ」
「……ん? こいつは唯のダチか?」
唯「うん。ゆいのアイドルダチ…ドルダチ?」
「ほー、言われてみりゃどっかで見たことあるツラだな」
「唯とダチになってくれてありがとよ」
「アタシは向井拓海。階級はまだ三等だけど……」
拓海「喰種捜査官だ。よろしくな」
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