響「まだ空っぽな明日は、限りなく黒に近いグレイ」【偶像喰種2章 後編2】
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◆AyvLkOoV8s
[saga]
2018/02/09(金) 23:11:11.51 ID:4Jag8+9N0
響「そっ……!」
唯(……やばっ。響ちゃんが喰種って聞かれちゃった?)
拓海「……」
拓海「…なに警戒してんだ? 別に殺しやしねーよ"喰種"でもねーのに」
響「え?」
唯「え? たくみん、響ちゃんが喰種じゃないって思ってんの?」
拓海「そりゃそうだろ? "喰種"じゃこの病院入れねーようになってんだからよ」
ひびゆい「「!?」」
拓海「んーと……お前、ひびきっつったか。唯の病室来るまでにゲート通っただろ?」
響「ゲート……」
『そちらのゲートを通過した先のエレベーターをご利用ください』
響(……あれのことか!?)
拓海「アレは『Rcゲート』っつってな。なんつーか、喰種はRc値? が人間よりスゲー高いから」
拓海「喰種がアレを通ったら一発で分かるようになってるんだとよ」
響「!!!?」
唯(ええええええええ唯それ知らんし!? 知らないで響ちゃん呼んじゃったし!?)
拓海「まあ、アタシらみたいに……あ。今のは忘れ……」
拓海「…どうしたお前ら? 涼が犬の糞踏みかけたみてーな顔になってんぞ?」
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