【ガルパン】エリカ「バーを経営していたら……どうしてこうなったのよ」【安価】
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171: ◆5XLLhK8kNI[saga]
2016/09/20(火) 19:27:38.81 ID:H1b8ijWm0
ワーワー!!キャー!!オーイドゥーチェーガヌイデルゾー!ダレカトメロ――――!!!


エリカ「何とか成功……かしら?」

ケイ「この様子だとそう思ってもいいんじゃないかしら?お疲れさま、エリカ」

エリカ「あぁお疲れ様ですケイさん……その手に持ってるのは?」

ケイ「会場からシャンパン貰って来たのよ。ちょっと二人でゆっくり飲みましょ?」

エリカ「いいわね……それじゃ、お疲れ様でした」

ケイ「ええ、お疲れエリカ!」チン!

エリカ「……ふぅ。やっぱり一仕事終わった後のお酒は最高ね」

ケイ「そうね……ねぇ、エリカ」

エリカ「なぁに?」

ケイ「今日の私のケーキ、どう思った?」

エリカ「そうね……味も見た目もインパクトも完ぺきだったし、ケイさんのケーキがこの結婚式を成功に導いたのは間違いないわね」

ケイ「ありがと!それが聞けて一番ほっとしてるわ!」

エリカ「何もそんなに大袈裟に」「私ね」

ケイ「このケーキがうまく成功したら、エリカに認めてもらえたなら、あることをしようって決意してたの」

エリカ「あること?」

ケイ「私ね……エリカのお店を辞めて、自分のお店を持とうと思ってるの」

エリカ「……え?」

ケイ「いつまでも……エリカのお店にいては、甘えちゃいそうだったし、資金もできたから、これを機会にお店を持とうと思ったの」

ケイ「でもね、いまいち踏ん切りができなかったの。私はあなたのように上手にできるかどうか、不安だったの」

ケイ「でも、今回でエリカから褒めてもらって、決心できたの」

エリカ「ケイさん……」

ケイ「エリカ、今までありがとうね。私のお店でも、私は私なりにしっかりとやるから、余裕ができたら遊びに来てね!」

エリカ「でも……いえ。その、ケイさん、頑張ってくださいね」

ケイ「勿論よ!さ、エリカも楽しんで来たら?」

エリカ「え、でもそれじゃケイさんが」

ケイ「いいのいいの!さぁさぁ!」

エリカ「ちょ、ちょっと……ああもうアンチョビさん!抱き着かないでくださいってばもう……」






ケイ「……ふぅ」

ダージリン「よろしかったのですか?」

ケイ「あら?盗み聞きなんて趣味が悪いわよ?」

ダージリン「偶然聞こえてきただけですわ。それよりも、よろしいのですか?」

ケイ「何が?」

ダージリン「お店を止める件です。あなたはあんなにも彼女の傍にいたかったはずだと」

ケイ「……ホントはもっと一緒にいたいんだけどね。もう我慢できそうにないの」

ケイ「これ以上いたら、私、エリカの事を本気で好きになっちゃいそうだから、ね」

ダージリン「……そう」

ケイ「……また、お店ができたら招待するわよ?それじゃ私は一足先に帰るわね!それじゃ!」

ダージリン「……ケイ、あの子ならきっとあなたも受け入れていたはずよ」

ケイ「だと……嬉しいな。なんてね。それじゃ、今度こそ本当に……サヨナラ」


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