ハルヒ「何であんたが幼馴染みなのよ!」キョン「こっちだってお断りだ」
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93:名無しNIPPER[saga]
2016/11/06(日) 03:41:31.89 ID:IOeCtnABO

「ふぅ……」

風呂上がり、髪を乾かし雑誌をペラペラと捲る

時刻はもうすぐ 20時である

ちなみにハルヒは珍しく伯母さんが家に帰ってきたようで呼び戻された

家に帰ってくるなら一言言って欲しい、とはハルヒの言葉である

口では文句言ってたがあれで結構喜んでいるのを俺は知っている

「……そういえば」

雑誌を捲る手を止めて鞄を漁り、目当てのものを引っ張り出す

それは厚いハードカバーの本であり、長門に渡されたものだ

長門はこれがユニークと言っていたが……

ものの数ページで読むことを諦めてしまいパラパラとページを捲ってしまう

ラノベとは違い挿し絵などもなく、小難しい文章が並んでいる

……いや、ラノベも小難しい文章が多いが


などと、どうでも良いことを考えていた俺の思考を止めるものが本からヒラリと落ちてしまう

それは栞である

「やばい」

慌ててページを捲る手を止めるがもう栞がどこに挟まっていたかなんてわかりやしない

「明日謝るしかないな」

何気無い動作で栞を適当なページに挟もうとして違和感に気がつく

「……おいおい」

【午後七時光陽園駅前公園にて待つ】

その文字を見て俺は飛び出した

「キョンくんどこいくのー?」

「駅前だ!」

自転車に乗り、全力で漕ぐ

もしかしたらもういないかもしれない

むしろこれだけの時間待たせて待ってくれている方がおかしいだろう

……だが、何となく、何となくだが長門は何時までも俺を待ち続けてしまうのではないのかと、そんな自意識過剰ともとれない考えが頭に浮かんでしまったのだ

「くそっ!パンクしてんじゃないだろうなこのタイヤ!」

思ったより加速しない自転車に愚痴りつつもひたすら漕ぎ続ける



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