ハルヒ「何であんたが幼馴染みなのよ!」キョン「こっちだってお断りだ」
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195:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 07:03:03.33 ID:A0rfwOqEO

「どうなってるのよ」

「……むしろ俺がお前に聞きたいぞ、それ」

さて、現状を説明しよう

俺は昼休みが始まったと同時に後ろの席にいるハルヒに首根っこを捕まれそのまま連行されたのである

そして、やーっと口を開いたと思ったらこれである

全くもって常人には理解不能である

付き合いの長い俺ですらお手上げだ


「あんた、朝倉に何かしたんじゃないの?」

「待て待て、何がどうしてそうなった」

「だってあの子が二日も休むなんて変じゃない」

「二日ぐらいなら風邪だったりでありえるだろう?それがどうして俺が何をしたって話に結び付くんだ」


「それは……タイミング的によ」


タイミング?いや、確かに休みだしたのは俺と朝倉が一緒に街に出掛けたときからだし俺だって連れ回しすぎたのかとも思ったが……それはあの場にいた俺だから知りうることであり、何故ハルヒがそんなことを言い出す?


「とにかく!あんたが朝倉に何か学校に来たくなくなるようなことしたんじゃないの?」

「そんな訳がないだろう」

「……むぅ……嘘は……ついてないわね」

「嘘をつく必要がないからな」

「あんた、嘘が下手すぎてすぐバレるもんね」

「ハルヒに嘘をつく必要がないからな」

「……嘘ね。あんた嘘つきだもん」

「おい……実際あんまり嘘はついてないぞ」

「そうね。滅多につかないわ……ってそうじゃないわよ!朝倉の話よ」

「それについては俺は本当に知らん」

「……はぁ、わかったわよ。お見舞い行ってあげたほうがいいかしら」

「あ、勿論あんたは駄目よ?弱った女の子の姿なんて見るもんじゃないし、病人に大勢で押し掛けるのも悪いもの」

「……わかった。もし行くなら俺の分も宜しく言っておいてくれ」

「任せなさい。とりあえず住所を担任から聞くところからね……」



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