438: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2017/05/29(月) 09:13:25.24 ID:E5+C4lEP0
『採石保管所』
金髪「あったぁぁあ!!ココやココ!!間違いあらへん」
傷つく度に異常な成長を遂げるホブゴブリンから階層を移動することで逃れた3人は、十数分程の探索で採掘してされた火薬石が保管されているであろう大部屋を見つけた。
男「ふぅーようやく見つけたなー。この階層もゴブリンばっかで疲れたわ」
魔少女「先程の……特異なホブゴブリンのような魔物がいなかったのは幸いです。それで金髪さん、目的の火薬石というのはどれになるんですか?」
金髪「え?……これぜんぶ火薬とちゃうんか?」
魔少女「恐らく……別種の鉱石も混じっていると思いますが……まさか……」
男「……これ全部調べなきゃならないパターンかもしかして」
しかし、石にも様々な種類がある為どれが目的の火薬石かはわからない。
魔少女「わかりました……火をつけてみましょう」
男「ちょっ!?ちょっと待て!!こんな火薬の塊みたいなモンに火をつけたら大爆発すんだろ」
魔少女「百も承知です……鉱石の小さなカケラや粒状のものに火をつけます。幸い品質は低いとの事なのでそれだけで怪我するような爆発は起きないでしょう。
それと、この部屋で火をつけると空気中に舞っている火薬の粉末で粉塵爆発を起こすかもしれませんから一通りカケラを集めたら別の部屋へと移動しましょう」
金髪「いやーなんや悪いなー」ハッハッハッ
男「自分の目的の素材のことくらいしっかり調べとけ馬鹿野郎!!」
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