338: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/11/13(日) 15:19:26.68 ID:cgoAXrnv0
テンプレ「ハハッ……もう終わりだ……大学の魔法特待も推薦も周りの期待も全部パァッ……何にも残っちゃいない……周りの馬鹿達と同じような底辺の将来……あははははは……」
完全に弱みを握られた。
今となっては立場は魔少女の方が上。その上あんな会話を録られていては手も出せない。
そして魔少女の気まぐれで、いつアレが世に出回るかもわからない。
これから一生、あの女に、あの弱みに怯えて暮らしていかなければならないのだ。
「だったらいっそ全部壊さないかい?」
失意に沈むテンプレへと、何者かが声をかける。
テンプレ「……誰だよ……アンタ……」
「君と同じ、力があるのにこの世界では存分に振るえない人間だよ……ならいっそこんな世界変えてしまった方がいいと思わないかい?君のような力のある人間が、こんな事で落ちぶれてしまうなんて勿体無いと思わないかい?」
テンプレ「……その通りだよ……何で僕のようなエリート魔法使いがこんな目に……」
「我々は君のような人間こそ次の世界を担う者だと信じている。どうだい?そんな世界を作ってみたくないかい?」
テンプレ「……一体何者なんだよアンタらは……」
「我々は『リバース』。世界の理を逆転させる者達さ。混沌渦巻く弱肉強食の世界へとね」ニィッ……
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