男「はぁ?ダンジョンに行ってこいって?」
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304: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/09/26(月) 21:29:29.07 ID:wTsCWmra0
魔少女「ようやく完成しましたが……これを発動するのに……約8分ですか……実戦では使えませんね……」ググググッ!!!

魔少女の手が震える。極大魔法を維持するのも限界のようだ。
魔少女はそのまま作り出した魔法球『プチアルテマ』を夕焼け空へと放つと


ドォォォオオオオオオンッ!!!!!!!!


「わっ!?」

「キャッ!!」

魔法球は途中で炸裂し、まるでミサイルが爆発したかのような爆炎と爆風が、夕焼け空を覆った。

爆風範囲はおよそ15mほど。もし地上でこれが炸裂すれば、少なくとも直径5mほどの空間には何1つ残らないだろう。


魔少女はとうとう、兵器並みの火力を手に入れたのだ。
これがアレばゴーレムは愚かトレントすら一撃だろう。

しかし


魔少女「これでは……形成維持も不安定ですし撃つ前に先輩がやられちゃいますね。もっと精度を上げて、時間も短縮しないと……」ブツブツ


改善するべき箇所は多いようだ。


魔法部顧問「ふ……ふふ……まさかウチの学校から極大魔法を完成させる生徒が出るとは……これは明日の県大会で全国大会出場間違いなし!!」

「部長ー。めちゃくちゃ凄いっすけど危ないっす」

魔少女「あ……ごめんなさい……」ペコ


男「……魔少女がどんどん人間離れしていく……」


「あ。あれって部長と噂の先輩じゃない?」


差し入れを片手に様子を見ていた男は、極大魔法の威力に呆然としていた。



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