300: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/09/26(月) 20:59:22.45 ID:wTsCWmra0
一(はじめ)高校 剣道場
「キェェエエエエッ!!!!」パーンッ!!
「サァァァァアアアアッ!!!」ダーンッ!!
「小手ェエエィァァアアアッ!!!小手ェッ!!」
男「おー、このクソ暑いのにやってるやってる」
剣道部顧問「ん?おぉ、お前か。何だ?引退したばっかなのにもう練習したくなったのか?」
男「ゲッ!?お、お疲れっす……」
剣道部顧問「ちゃんと受験勉強はやってんのか?引退後の夏休みだからって遊んでばっかじゃあいかんぞ」
男「ハハ……勉強はちょっと……あ、自分こないだからダンジョンに行き始めたんすよ」
剣道部顧問「ほぉーダンジョンか。何だ、お前そっち系の進路を希望なのか?」
男「いやー元はそんなに興味なかったんですけどね。ちょっとした事がキッカケになって何回も潜るようになって色んなトコに行って人に会って……そうしてる内に少しずつ楽しくなってきたっていうか」
剣道部顧問「ふん……まぁ興味がある事に打ち込むのはいい事だ。教師としては安定を進めるモンだろうがまだお前は若いんだ。頑張れる事を頑張ればいい。繋がりも出来てきたみたいだしな」
男「先生……ありがとうございます」
剣道部顧問「ダンジョンの魔物にコテンパンにやられたら練習にこい。俺が鍛え直してやる」
男「いや……それは遠慮しときます」
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