29: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/14(日) 09:01:52.91 ID:2rToSM7B0
男「イテテ、何だ……火力抑えてたのか。流石だな」
魔少女「先輩……大丈夫ですか?回復いりますか?」
男「いや、大したダメージじゃないよ。剣でガードしたし、精々1発ガード上から殴られた程度」イテテ
魔少女「すいません……私がもっと早く気付けばよかったんですが」シュンッ……
男「いやー俺が初ダンジョンに浮かれてただけだし。助けてくれてありがとな魔少女」
正直浮かれていた。
実習の時は、引率の先生や他の生徒も大勢いたから全く危険はなかったが、今は自分と魔少女だけなのだ。
観光気分に浸るのも程々にしなければ。
男「ん?スライムがいつの間にか消えて、何か落ちてんだけど」
魔少女「魔物は……ダンジョンの魔力によって生まれた魔法生物ですから。倒せば消えるんです」
魔少女は、スライムの跡に残った3つのアイテムを拾い上げる。
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