35: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/08/15(月) 01:01:35.32 ID:BzIQuSbmo
+3日
昼 大湊警備府 艦娘談話室
雲龍「♪〜」
ビスマルク「ご機嫌じゃない」
雲龍「ええ。ありがとう」
ビスマルク「はいはい。ダンケダンケ。日本人ってすぐに感謝するわよね」
グラーフ「戻った。提督から次の観艦式に関する案内を貰ってきたぞ」ガラガラ
ビスマルク「お帰り。どう、何か文句を言われた?」
グラーフ「いや。逆に『風呂場では済まなかったね』と」
ビスマルク「なーんだ。詰まらない。もっと口論したかと思ったのに」
グラーフ「私もそのつもりで行った。拍子抜けというか、なんというか」
雲龍「だから言ったでしょう。優しい人だって」
ビスマルク「優しい人は人の誇りを貶めたりしないわよ」
雲龍「あれは、その、虫の居所が悪かっただけで」
グラーフ「お前は気に入られている。幸運なことだ」
ビスマルク「ほんとよねー」
雲龍「……やっぱり好きになれない?」
グラーフ「好きになる必要は無い。あの女性は上官で私は部下、それだけだ」
ビスマルク「私も我慢するだけになりそうね」
雲龍「……そう」ニコ
グラーフ「ん?」
ビスマルク「どうしたの」
グラーフ「いや。個人的なことだ。気にするな」
ビスマルク「そ、じゃあ、資料を読みましょうか」
雲龍「はい」
グラーフ「……」
グラーフ(雲龍、お前、何故笑ったんだ)
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