139: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/05(土) 05:10:49.18 ID:u1AXXBNco
八雲「この辺の筈だけどね。ったくあの助手、名字しか言わないって探させる気無いだろ」
「ちょっと」
八雲「ん?」
「貴女、艦政本部からの出迎えの人?」
八雲「お嬢ちゃん、ちっちゃいな〜。ここは海軍の施設だから入っちゃいけないよ。危ないんだから」ナデナデ
「頭を撫でるなぁ!」ムッキャァ
八雲「お父さんとお母さんは? ここで働いてるの?」ナデナデ
「わ・た・し・が。ここで働いてるのよ」
八雲「まったまた」アハハ
「む、ムカつくわね……貴女、名前と階級は?」
八雲「艦政本部第四部所属、八雲少尉であります」ビシィ
「わー軍人さんかっこいい〜……なんて言うわけ無いでしょ」
八雲「で、お嬢ちゃんのお名前は」
「比屋定海月、艦政本部第四部特ヒト課所属、『霊装魂計画』主任研究員、階級は中尉よ」
八雲「ひやじょう・みづきちゃん? 凄いなぁ。比屋定って私が迎えに来た独身中年ババアと同じ名前だよ。そうある名字じゃ無いのに」ケラケラ
比屋定「ええ。きっと、私こそが貴女が迎えるべき羊水腐りかけ独身中年ババアだと思うんだけど」ビキビキ
八雲「えーっと。あー、そういうことか。……すいませんでしたっ!!!!」
比屋定「初回だから許してあげるわ。車はどこ?」
八雲「あちらです中尉殿」
比屋定「態度変えすぎでしょ!? いいわよ。もう普通にしてなさいよ」
八雲「分かった。行くぞガキ」
比屋定「中庸という言葉があるんだけど、貴女は知らないようね」
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