ガッシュ「ヌウ・・・昔に戻ってしまったのだろうか」LEVEL.2
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43: ◆332lpQH4Is[saga]
2016/07/13(水) 19:49:07.79 ID:7wHG0D2V0
某国―


ゼオン「…オイ、そこにいるのはわかっているんだ。」

ゼオン「出てこないと…その家がどうなるかわかっているな?」

「…物騒だね。」ガチャッ

「で?君は?」

ゼオン「とぼけるな…本を持つ者同士が出会ったらすることは一つだろ…?」

「やれやれ…まだヴィノーも育ち切っていないのに…」

「戦いたいんだね君は。わかったよ…僕は『滅亡の子』クリア。『魔界を滅ぼすこと』が、僕の役目。」

ゼオン「…」

ゼオン「冗談は終わりか?お前、王になりたいんじゃないのか?」

クリア「言っただろ。魔界を滅ぼすことが僕の役目だって…」

ゼオン(チッ…強い魔力を感じてきてみれば…わけのわからん奴だ…)

ゼオン「いくらお前が強かろうと、魔界を滅ぼすことなどできるはずないだろう?」

クリア「できるさ。魔界の王になればね。」

ゼオン「…!」

ゼオン「お前、魔界の王の特権を…!?」

クリア「アハハ、やっぱり君も知っているんだね。さすがは紫電の眼光、白銀の髪、王族に生まれし雷…ゼオン・ベルだね。」

ゼオン「な…!?」

デュフォー「…ゼオン。」

ゼオン「なんだ!」

デュフォー「オレの導き出した答えは『こいつと戦わない方がいい』なんだが…どうする?」

クリア「僕は別に戦わなくていいよ。ヴィノーが安定して呪文を唱えられるようになるまでにはもっと時間が必要だからね…」

クリア「早い話が、『見逃してあげるよ』ってことなんだけど。」ニコッ

ゼオン「デュフォー…オレとて王族。この戦いに参加したからには目指すは魔界の王だ。」

ゼオン「魔界を治める…父の志を継ぎ、魔界を更に良き国へと変える!そして、バオウしかとりえのないガッシュよりも優れていると証明する!!」

ゼオン「目の前に…魔界を滅ぼすと言っている輩がいながら逃亡するほど、バカではない…!」

クリア「ハァー…仕方ないな。出ておいで。ヴィノー。戦いだよ」

ヴィノー「あうー…」ス―――

デュフォー(バリアか?…まだ赤子に近いパートナーを守るために自らの魔力から作ったのか?)

クリア「ヴィノー。いつでもいい。落ち着いてこの本を読んでくれ。」

ヴィノー「うー…」コクン

ゼオン「デュフォー!何してる!早く呪文を唱えろ!奴に情けはいらん!!」

デュフォー「レード・ディラス・ザケルガ!!」カッ!!

【レード・ディラス・ザケルガ】
雷の歯車!?イヤ、ノコギリ!!?(ヨーヨーだ…)
ゼオン第Xの術。雷のヨーヨーを作り出す術。バオウ・クロウ・ディスグルグを破るほどの威力を持つ。
ちなみに確認するまでレードディラス・ザケルガだと勘違いしていた。

クリア「…」ガシィ!!

ゼオン(片手で受け止めた…!?)


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