ガッシュ「ヌウ・・・昔に戻ってしまったのだろうか」LEVEL.2
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235: ◆332lpQH4Is[saga]
2016/07/22(金) 23:52:10.73 ID:KyvyFTdd0
街―

ティオ「ねえコルル!この服かわいいと思わない?」

コルル「あ、本当…だけど、戦うための服を買いに来てるんだよ?」

恵「そうよティオ。かわいさよりも機能性を重視しなきゃ。」

しおり「でも、どうせゼルクで相手に近づくんだし、服は破れちゃう気もしてきたわ…」

コルル「そんなこと言ってたらガッシュのマントはどうなるの?」

ティオ「あれは破れてもすぐ直るらしいわよ。ブローチさえ無事なら伸びても戻るらしいわ。」

コルル「いいなぁ…」

恵「さて、どうしたも…あれ?ティオ、あそこにいるのって…」

ティオ「ん?誰?知り合い?…あ!マリルー!!!マリル王女―!!!」

マリル「む?…おお、まさかまた会うことになるとはのう。」

しおり「え?王女様…?」

恵「知らない?少し前に来日したこともあるのよ。マリル・カルノア王女様。」

コルル「それ、前にテレビで見たよ!」

しおり(芸能人って…やっぱりすごいのね…!!!)

マリル「こんなところで日本人のそなたらに会うなんて思わなかったわ…どうじゃ?茶でも飲みに行くか?心配するな。金はカラオムに払わせる。」

恵「えぇ、ぜひ。ところでどうしてこんなところへ?」

マリル「少し用があったものでな。王女ともなるとお仕事で大忙しじゃ。じゃが飛行機まで時間があるから暇なのじゃ。」

恵「へぇ…」

しおり「ねぇ、恵とマリル王女様って、どんな関係?」

ティオ「関係?そうね…服を交換したくらいかしら。」

しおり(めちゃくちゃ仲良しじゃない!!!)


カフェ―


マリル「ふぅ、さて…この国は何がおいしいのじゃろうか。」スッ

ティオ「外、すごい数の警備ね…」

マリル「あの事件以降、カラオム以外にも護衛が付くようになったからの。…さて、今回もショッピングしているところに遭遇したわけじゃが…何を探してたのかえ?」

コルル「えー…と…」

恵「この子のための、大きめの服です。」

マリル「大きめ?」

ティオ「いろいろあって、破れない服が必要なのよ。」

マリル「破れない?……それなら、破れない布を使って服を作ればよかろう。」

恵「破れない…?」

マリル「ふむ。値は張るが…そういう布も存在する。ナイフで切られてもへっちゃら布が…」

ティオ「その布で大き目の服を作れば完璧ね!」

マリル(大き目の服にこだわるのはなぜじゃ…)

マリル「よし!そなたらは命の恩人じゃ。その服をプレゼントしてやろうぞ!…まぁ、その布はここにはないから届くのは何日か後になるがの」

しおり「命の恩人っ!?」ガタッ

しおり(芸能人って、本当謎ね…)

ティオ「ありがとう!…コルル、さっそく採寸ね!」

コルル「え、でも…いいんですか?」

マリル「このくらい構わぬ。さぁ、茶を飲み終わったら採寸じゃ!」

持つべきものは…友である。お金まで出してもらうのは少々申し訳ないが、お言葉に甘えることとした。


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