うしおとセイバー
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477: ◆I4R7vnLM4w[sage saga]
2017/09/09(土) 02:15:04.20 ID:KUnV8ew50


??「小僧、貴様は獣の槍がどう創られたか知っているな?」

うしお「あ、あぁ、知ってるよ。いや、この目で見たよ」

??「ならば槍を打った鍛冶師、その人間はどこでその製法を知った?」

とら「なんでえ、なんの話だよおい」

うしお「とら、オレは覚えてるよ。ギリョウさんとおじさんの話を」


うしお「ギリョウさんは、干将と莫耶っていう名剣の話をおじさんにしたんだ」

うしお「それでおじさんはおばさんの髪を使って、神剣を造った。でもそれは折れちまった……」

うしお「だからギリョウさんは、もうあの方法しかないって……」

うしお「暗黒の邪法、人身御供で造られた大鐘の話さ。それを造剣の師匠から聞いたって言ってた」

うしお「でも、それが何だっていうんだ……?」


??「そうか。では獣の槍の元を辿れば、その名剣や大鐘になるわけだ」

セイバー「元を、辿る……?」

??「そうだセイバー。どんな宝具も元を辿っていけば『原典』に辿りつく」

セイバー「原典だと……」


??「伝説や逸話には必ず原典が存在する。それは獣の槍も例外ではない」


うしお「それじゃお前が持ってる槍は、オレたちが知ってる獣の槍じゃなく……」

とら「獣の槍の、原典の槍とでもいうつもりかよ……!!」




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