404: ◆I4R7vnLM4w[sage saga]
2017/07/15(土) 02:03:44.58 ID:33Uf5Sa80
セイバー「ということは、キリオの念を私たちの体を通して増幅し、イリヤが受け取り魔力を高めると」
キリオ「うん、それが『威颶離』法だよ」
セラ「そんな術式が……」
リズ「それなら準備、いらない」
キリオ「ただ、法力僧じゃないお姉ちゃんたちが体に念を通せば、かなりの苦痛になるはずだよ」
キリオ「だから本当は、このやり方は……」
真由子「待ってキリオくん。さっきイリヤちゃんも言ってた。このまま黙って見てるなんて出来ないよ」
麻子「そうよ、私もやるわよ。私にも出来ることがあるならやりたいわ!!」
イリヤ「決まりね。キリオ、私はいいわよ」
キリオ「イリヤ、一番負担がかかるのは君なんだよ……。だから僕は……」
イリヤ「キリオが心配してくれるのは悪い気分じゃないけど……」
イリヤ「それでも、大きな力を受け止める器の役割は私が適任よね」
キリオ「え……?」
セラ「お嬢さまっ!!」
イリヤ「冗談よ。でも、私以外にやれる人物がいないのも事実でしょ」
セラ「それは、そうですが……」
イリヤ「やりなさいキリオ。他の誰でもない、私がやれって言ってるの」
イリヤ「念を込めることに手加減なんかしたら許さないわ」
キリオ「イリヤ……。分かった。威颶離をやろう」
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