265: ◆I4R7vnLM4w[sage saga]
2017/03/09(木) 16:26:57.07 ID:mB8ADYa/0
セイバー「……ウシオ」
うしお「やっぱり、セイバーは納得出来ねえか」
セイバー「いえ、そうではありません」
セイバー「私からも、その……。感謝します、ウシオ」
うしお「えっ、なんでセイバーが礼を言うんだい?」
セイバー「それは……」
セイバー(アイリスフィールの代わりに? いや、私はそんな立場の者ではない)
セイバー(私は何を考えてるんだ……)
セイバー(前回の聖杯戦争の最後、聖杯を手に入れるあと一歩のところで聖杯は破壊された)
セイバー(あの『前回のマスター』の令呪で私が破壊した。そのとき、私は誓ったはずだ)
セイバー(次の聖杯戦争は騎士道も何もかも捨て、全てを排除して勝ち残ると)
セイバー(それなのに、どうして……)
セイバー(ウシオやトラたちに出会って、私のなかで何かが変わったというのか……)
セイバー(そんなはずは……)
うしお「セイバー?」
セイバー「なんでも、ありません」
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