うしおとセイバー
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248: ◆I4R7vnLM4w[sage saga]
2017/02/06(月) 23:11:23.64 ID:IImsifJB0


バーサーカー「……これが、お前の宝具か。雷獣よ」

とら「認めたくはねえがな」

バーサーカー「珍しいものだな、自身の宝具を好まない英霊か」

とら「どんな宝具を渡されても、わしはやりたいようにやるだけよ。だが」

とら「『憎しみはなんにも実らせねえ』。それが『わしの宝具』だからよ」

バーサーカー「そういうことか雷獣よ。前言を撤回しよう」

とら「けっ」


バーサーカー「見事だった騎士王」

セイバー「いえ、私だけの力ではありません」

バーサーカー「一つ尋ねたいことがある」

セイバー「何でしょうバーサーカー」

バーサーカー「暴走した我を狙うより、倒れたマスターを狙うほうが効率的だったはずだ、何故だ」

セイバー「それは……」

セイバー(あんなことがあっても、出来るはずがない。彼女は、アイリスフィールの……)

セイバー「……そんなことはウシオが許しません」

セイバー「マスターの意思を尊重するのもサーヴァントの務めです」

バーサーカー「なるほど、これが騎士王か」




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