120: ◆I4R7vnLM4w[sage saga]
2016/10/08(土) 15:28:35.75 ID:Sg0QvuCa0
・ブランコのある公園
うしお「へえ、あの国道の向こうにそんな大きな洋館があるのかァ。そこから一人で来たのかい?」
イリヤ「うん、こっそり抜け出して来たの。セラもリズもメイドのくせにうるさいんだもん」
イリヤ「寒いと身体に悪いとか言って、いっつも部屋に閉じ込められてたんだから。今日はご褒美なの」
うしお「…………」
うしお「……あっ、そうだっ!! これがあったあった」
イリヤ「なに、それ?」
うしお「クリームパン(イギリス人もビックリ)うめーんだぜー!!」
イリヤ「えっと、くれるの……?」
うしお「あぁ」
モグモグ
イリヤ「おいしい……」
うしお「へへっ、そうだろ?」
うしお「それにしてもイリヤの髪は白くてキレーだなァ。昔の小夜さんみたいだ」
イリヤ「この髪はね、母さま譲りでイリヤの自慢なんだから」
イリヤ「それに雪みたいで綺麗だって、父さまとシグレさまが言ってくれたの」
うしお「えっ、今、なんて」
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