どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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298: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2018/02/22(木) 22:14:02.65 ID:w1GtmzhQ0
にこは右足でエアスライドを発動して自分の体を吹き飛ばし攻撃を何とか回避。
地面に転がるが攻撃は当たらなかった。
ラインガイスが突き出した左腕は空を裂く。直撃していれば確実に絶命していただろう。

しかしにこは致命的な状態だった。左足に全く力が入らないのだ。
立ち上がることもできず、上半身を起き上がらせた状態でラインガイスを見つめる。

ラインガイスはにこに詰め寄って足で薙ぎ払う。
にこは右足でエアスライドを発動して自分の体を滑らせ、足を避けるがもちろんラインガイスは予測していた。
ラインガイスは右手の鋭利な棘でにこの左太ももを深く切り裂き、右腕の棘を射出させてにこの右肩に直撃させる。


にこ「うがぁっ…」


棘は右肩を貫通して突き刺さり、そこから傷口から血がにじみ出る。
ラインガイスは左手でにこの首をつかんで地面ににこの背中をたたきつける。


にこ「ぐ…うぅ…」


ラインガイスはにこの首をギリギリと締め付ける。


ラインガイス「これで終わりだ矢澤にこ。貴様は本当によくやった。最後はお前の額を貫き決着にしてやろう」


にこ(まずい…全然体が動かない…)


ラインガイスは右手の甲から鋭利な棘を出し、振りかぶる。


にこ「ごめんみんな…」


ドォォォ!!!!!





穂乃果「にこちゃん…?」


ことり「どうしたの穂乃果ちゃん?」


穂乃果は緊急のローブを体に纏いながら病院の方向を向く。
μ'sは傷ついた体を癒し、その合間でことりは緊急の服を用意していた。


穂乃果「…早くにこちゃんのところへ行かないと」


ことり「あと少し待ってね。あと少しで服が縫い終わるから」


絵里がよろよろと立ち上がって穂乃果の肩に手を置く。


絵里「あなたもついさっきまで立ち上がるのもままならなかったはずよ。傷ついた私たちが駆けつけてにこに迷惑を与えるのは愚策だもの」


ことり「できた!穂乃果ちゃんコレを着て!」


穂乃果「…わかった!」


海未「みんななんとか動けるみたいです。行けますよ」


穂乃果「にこちゃんのところへ行こう!」




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