どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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◆G2i9TD/uc6FP
[saga]
2017/02/16(木) 21:39:36.38 ID:Dgng7PYn0
真姫(どうする…?大きさはさっきの巨漢くらいだけれど、雰囲気が確実に別格!ディアボロスの時に感じた強い闇魔力も…)
キマイラ「ふぅ…久しぶりに本当の姿になったが…」
キマイラ「ウォームアップでくたばるなよ?」
真姫「姿だけじゃなくて口調も変わってる…」
キマイラは地面を強く蹴って走り出す。
足を踏み出したところは地面がえぐれていた。
走るスピードも狼のように速く、一歩一歩が巨漢のように力強い。
どの攻撃が来ても対応できるように体の力を抜いて構える真姫。
キマイラは右手に持っている剣を素早く振りかぶって縦に思いっきり振り下ろす。
真姫は素早く左に体をそらして剣を避ける。
剣は地面を打ち砕く。
しかしキマイラはすぐに左足の蹴りに攻撃を変更して、左に避けた真姫を蹴り飛ばす。
右の横っ腹を蹴り飛ばされた真姫は地面を軽く一回バウンドして小さな木に激突する。
真姫「速いし力強い…」
真姫が顔を上げると、空中から追撃しようとしているキマイラを発見する。
キマイラの蹴りは地面に激突し、真姫は右に大きく飛んで回避。
素早く起き上がって舞いながら振り向くと、正面から闇魔力の矢が飛んできていた。
火炎扇爪の舞に急遽変更し、闇魔力の矢を撃ち落とす。
真姫「重っ…」
キマイラはまた突っ込んできている。
真姫「爆熱演舞!」
扇から放たれる激しい炎をキマイラは剣で薙ぎ払う。
真姫「離れてると撃ち落とされるか…」
剣を振りかぶったキマイラは、剣は振り下ろさず左手を突き出した。
フェイントをある程度予測していた真姫は、最小限の動きで拳を避ける。
そのまま炎の爪で腕を斬りつけてからキマイラの腹部に爪を突き刺す。
キマイラは一瞬ひるむが、炎の爪は深く刺さっていない。
さらに剣の持ち手で真姫の背中を強打しようと振り下ろす。
何かしらのカウンターを読んでいた真姫は、キマイラの左脇の下をすり抜けて回避する。
真姫「ここで離れちゃだめね!」
キマイラの後ろに出た真姫は、扇に炎の魔力を纏わせて投げつける。
真姫「灼熱飛翔扇!」
背中に直撃した扇は真姫の手元に戻ってくる。
するとキマイラは真上にジャンプし、そのまま前方向に回転。
前宙しながら剣を真姫の腹部から上にえぐるように振るう。
真姫「くっ…」
なんとか上半身を後ろに逸らして攻撃を避けた真姫。
しかしキマイラは頭を下にした状態でホバリングし、左手から闇魔力の矢を撃ち放つ。
その矢は真姫の腹部のふとももをかすめて地面に突き刺さる。
キマイラ「ホバリングするとうまく狙えないか」
地面に着地したキマイラは急激に詰め寄って剣を振るう。
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