どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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209: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2017/01/29(日) 21:15:38.02 ID:B8hfcVV30
回避しながら扇に魔力を込めて、巨漢Aの脇腹を炎のかぎ爪で切り裂く。
巨漢Aの脇腹はしっかりと斬りつけられ、多数の血液が飛び出す。


真姫「攻撃の手は止めないわ!」


攻撃した後の体の向きから、舞うことでもう一度扇で切り裂く体勢に移る。
しかし、視界の端から巨漢が2体突っ込んでくる。


真姫「くっ…」


巨漢Bと巨漢Cは同時に到着して、巨漢Cは真姫の後ろに回り込む。
巨漢Bは、Cが回り込んでいる間に右の拳を突き出す。
真姫がステップを踏んでその拳を後ろに避けるが、避けた先には巨漢Cがいる。
巨漢Cは待ってたと言わんばかりに右足を浮かせて振りぬく。
なんとかして受け流そうとする真姫だが、扇に当てることはできても受け流しきれずに蹴りを右脇腹に受ける。

真姫は吹っ飛ばされるが、そのすぐ先に巨漢Aが居て真姫が向かってくるのに合わせて拳を振りぬく。
右肩を大きな拳に殴られた真姫はまたふっとばされて地面を転がる。


真姫「くっ…」


細い魔物「やはり…あの巨漢に殴られても骨すら折れていないようだな。丈夫なものだ」


真姫が起き上がると、すでに巨漢AとCが向かってきていた。
立ち上がりつつ舞を踊り、真姫が扇を振るうとそこから上級炎魔法が放たれる。


真姫「爆熱演舞!」


巨漢AとCに直撃するが、体勢は崩れない。
そんな2体の間から巨漢Bが飛び出してくる。
Bは拳を連続で振り下ろす。
真姫は避けつづける。


真姫(スピードはそこまでじゃない!)


Bがまた拳を大振りした後に、扇を巨漢Bの腹部に付ける。


真姫「零距離からの、爆熱演舞!!」


扇から連続で放たれる強力な炎魔法は巨漢Bに大きなダメージを与える。


巨漢B「グオオオオオ!!」


巨漢Bは倒れ行く中で右足を振り上げる。
その足が真姫の扇に直撃して、扇だけ吹き飛ばされる。


真姫「っ!!」


巨漢Bは消滅していくが、AとCが同時に突っ込んでくる。
同時に2体が大きな拳を突き出してくる。


真姫「扇が…」


扇はまだ宙を舞っている。


真姫「なんて、うまくいかないわよ!」


真姫「炎鎖の舞!」


宙を舞っている扇に向けて右手を突き出すと、扇から真姫の手に向かって炎の鎖が伸びてきて真姫は掴み取る。





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