どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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207: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2017/01/29(日) 20:28:59.87 ID:B8hfcVV30
ゴブリンA「なんだ!?」


真姫「悪いんだけれど、この時間帯は診察していないの。帰ってくれる?」


ゴブリンB「うるせぇ!消えろ!」


ゴブリンBがそう言う前に、真姫は走り出していた。


真姫「灼熱飛翔扇」


もう一度扇に魔力を込めて投げつけると、その扇はゴブリンBの足を薙ぎ払う。


ゴブリンB「うおっ!?」


また扇は自分のもとに帰ってきて掴む。
さらに接近していくが、ゴブリンBは剣を握りしめて真姫を迎え撃とうとする。


真姫「届かないのよ」


ゴブリンBが振りぬいた剣を真姫は軽くいなす。
舞うかのように動くだけで、ゴブリンBの剣の軌道だけがずれる。


真姫「火炎扇爪」


扇に炎魔力が付加され、爪のように鋭くなる。
その炎の爪でゴブリンBの腹をえぐると、ゴブリンBはたまらず消滅する。


真姫「みんな逃げて!」


真姫にそう言われると、腰を抜かしていた職員たちも立ち上がり逃げていく。
ホールには真姫とゴブリン2体しかいない状態になる。


真姫「この病院は大切なものなの。出て行って」


ほんの少しすると、玄関から敷地にかけてゴブリン2体が吹き飛んでくる。
魔物たちは驚くが、そんな暇もなくゴブリン達は空中で消滅する。


魔物たち「なんだ!?何が起きているんだ!?」


魔物たちが、薄暗い病院の玄関を見つめていると中から小さな影が出てくる。


真姫「よくやってくれたわね」


闇の魔力の上に立っている魔物たちは真姫を見つめている。


真姫「あなたたちのリーダーは誰?」


細い魔物「私だ」


魔物たちの真ん中に立っていた、細い男性のような魔物が返事をする。
人型ではあるがしっぽもあり皮膚も黒い。


細い魔物「お前の母の体に入り込んでからみごとにばれなかったものだ」


真姫「どうしてママに…」


細い魔物「この病院を奇襲する方法として、あの方から提案されたものだ」


真姫「まさか…レディアフト…?」


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