どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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110: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2016/09/15(木) 20:58:15.69 ID:5/XDjc140
穂乃果「絵里ちゃん…お願いします!」


絵里「こら穂乃果、そんなかしこまらないの。仲間だから当然のことよ」


穂乃果「うん…ありがとう!」


サクラコ「準備ができました。こちらへ」


サクラコは魔法陣を作成しており、その中心に穂乃果を立たせる。
その魔法陣のふちに絵里以外の7人を立たせる。
そして絵里を、穂乃果の正面に立たせる。


サクラコ「絢瀬絵里以外のみなさんは魔力を放出し続けてください。この魔法陣に込められた私の魔力が高坂穂乃果が暴れるのを抑えます」


穂乃果「暴れるって…?」


サクラコ「この戦いは、あなたに負担が大きい。そして戦いが終わるまではあなたは意識を失います。そして無意識の中であなたは苦しみ、暴れるでしょう」


穂乃果「なるほど…」


サクラコ「さて、初めてもよろしいですか?」


絵里「私は大丈夫よ」


絵里は置いておいた武器を取り、立つ。


穂乃果「穂乃果も大丈夫です」


サクラコ「では、始めます」


サクラコが少し離れたところから魔力を込めると、目を開いていた穂乃果は突然目を閉じてしまう。
そして穂乃果の周りに光のドームが張られる。


サクラコ「みなさんは魔力を送り続けてください!続いて絢瀬絵里をネックレスと対話させます」


絵里は目を閉じる。
すると自分の周りを魔力が包んだ感覚に陥る。
その魔力が体から離れたような感覚になると、続いて涼しい風が絵里のそばを通過する。


絵里「風…?」


絵里がゆっくり目を開けると、眼前には平原が広がっていた。
日差しもでている。


絵里「ラシュータの平原に似てるわね…もしかして、これはフラリードの平原の景色なのかしら」


そう思い、歩き出そうとすると背後から何者かが近寄ってくる気配が。
絵里が振り向くと、少し離れたところから髪を下した穂乃果が近づいてきていた。


絵里「穂乃果…いえ、始まりのμ'sのホノカね」


ホノカは絵里に近づいて適度な距離で停止。
そして背中に携えていた2本の剣を抜く。


絵里「…さっそくやるのね。いいわ、やりましょう」


絵里も盾を構えて剣を抜く。
二人は構えた状態で睨みあう。


絵里「来ないのかしら」


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