提督「川内がバイクに乗り始めたのだが」
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48: ◆v5iNaFrKLk[saga]
2016/07/16(土) 02:21:59.59 ID:y2LLVLG40

加古 シュボッ

川内「あれ?加古っちゃんって吸う人だっけ?」

加古「こうして乗った時だけな。あっ、古鷹には内緒にしてよ?」

川内「バイクに寄りかかってタバコを吸って……何か画になるねぇ、イケメンだねぇ」

加古「そういうの止めてくれって。何かハズいっ」

川内「……加古っちゃんはさ、何でココ走ってるの?」

加古「アタシ?うーん……何でって云われると思いつかないなぁ」

川内「都高を走るのは楽しいよ。今だって、この時間がもっと続けばいいのにって思ってた」

川内「でもやってる事って本当はダメなことじゃん?なのに何で楽しいのか時々分からなくなってさ」

加古「………」スパー

川内「嫌じゃん。折角楽しんでる時にモヤモヤするのって」

加古「だからじゃないの?」

川内「……えっ?」

加古「それを考える時間こそ、ココを走る理由なんじゃない?」

川内「考える時間……」

加古「そりゃあ頭空っぽの方が楽だろうけどさ。やってる事が事だけに、それじゃ不味いっしょ」

加古「負い目なんて生きてりゃ誰でもある。そしてこの道を選んでしまった以上、ずっと付いて回る」

加古「だからこそってのも変だけど、そーいうのに向き合う時間も案外必要だろ?」

川内「そっかぁ……流石イケメン」

加古「だから止めてって」

川内「うん、でも何か分かった気がした。ありがとう」

加古「いやいやぁ。まあ、今のは割と適当な事言ったんだけど」

川内「感動を返せっ」



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