コブラ「俺が魔法少女ぉ?」キュゥべえ「そうだよ!」
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360: ◆rgRx/bLTG.[saga]
2017/02/18(土) 21:35:22.59 ID:jC6/vZVqO
座席に落ち着いたクリスタルボーイは、ヘルプに来た新人に酒を継がせた。

クリボー「今日はあまり飲んでいないようだが」

女「クリちゃんが言ってた…、コブラって男のことなんだけど」

クリボー「なにか分かったか?」

女「やはり見滝原にいるわ。詳細は社の連中に調べさせてる」

クリボー「ほう、よくやった」

女「ご褒美のキスもしてくれないのね」

クリボー「客に媚びるつもりはない」

女「そんな風に冷たいクリちゃんも好き…」

クリボー「やはり酒が足りないようだな」

クリスタルボーイは空になったグラスを取ると、鈎爪で器用にボトルを持ち上げた。

そして、なみなみとグラスに酒をついだ。

女「なーに持ってんの!なーに持って!」

ホスト一同「飲みたいかーら持ってんの!」

クリボー「な、ぬかった…」

女「帰ったらまだ一緒に飲むんだし…いいでしょ?」

クリボー「…」

ホスト一同「のーんでのんでのーんでのんでのんで!のーんでのんで」

クリスタルボーイは一気にグラスを空けるとグラスを高く掲げた。

女「クリちゃんかっこいー!」

見滝原の夜は深い。

ネオンの灯りは闇の帳に足をとられた者の道標なのかもしれない。

【番外編…完】


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