コブラ「俺が魔法少女ぉ?」キュゥべえ「そうだよ!」
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255: ◆rgRx/bLTG.[saga]
2016/10/11(火) 04:02:15.82 ID:mdr6+/tfO
3【ショッピングセンター】

さやか「それで、話って?」

仁美「実は恋の相談ですわ」

さやか「え?」

仁美「私…さやかさんとまどかさんに秘密にしてきたことがあるんです」

仁美はさやかを真っ直ぐ見つめている。

その目をさやかは見つめ返せない。

仁美「私、以前から上条恭介さんのことをお慕いしていましたの」

さやか「…そ、そうなんだ。恭介も隅に置けないなぁ」

仁美「そこで1つ問題が発覚しました」

さやか「え?」

仁美「上条くんは『ある人』をお慕いしているそうです」

さやか「だ、誰?」

仁美「私も誰かは分かりません。ただ、日本人離れした巨躯と、ハンサムとは言えない3枚目の金髪の中年男性と」

さやかの顔から血の気が失せていく。

あからさまな特徴はあの男に直結せざるを得ないから。

仁美「これは入院してた病院でも有名な話だそうです…」

仁美「その胸の高鳴りを恋と気付くまでに時間はかからなかった、と」

さやか「ひ、仁美。落ち着いて考えて相手は男よね」

仁美「ええ」

さやか「それは…ないんじゃない?」

仁美「ご本人に…聞きに行きますか?」

さやか「…」

あり得ない。

そう思えないのは、相手がコブラだからだろうか。

さやかと仁美は拭いきれない不安を背負い恭介宅に向かった。


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