コブラ「俺が魔法少女ぉ?」キュゥべえ「そうだよ!」
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◆rgRx/bLTG.
[saga]
2016/07/12(火) 23:39:55.74 ID:AQXtuXdeO
【病院:屋上】
恭介「とうさん」
父「すまない。これを捨てることはできなかった」
父はそう言ってバイオリンを手渡した。
さやか「怖がらなくていいんだよ」
恭介「…」
コブラ「どんなに時間が経っても体が覚えてるはずだぜ。特にエモノの使い方はよ」
恭介は無言で頷くと、弦に弓を当てた。
爽やかな風に旋律が乗る。
コブラ「ほう」
目をつぶれば、町を包むのは闇。
孤独な影。
さやかの脳裏に浮かぶのはコブラ。
男という名の物語。
さやか「っておい」
コブラ「いい曲だ」
恭介へ周囲の人々から拍手がもたらされた。
恭介「…ありがとう」
さやか「なんか腑に落ちないぞ」
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