コブラ「俺が魔法少女ぉ?」キュゥべえ「そうだよ!」
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176: ◆rgRx/bLTG.[saga]
2016/07/12(火) 21:56:41.98 ID:AQXtuXdeO
【病院】

さやか「調子はどう?」

恭介「おかしなところがなくて変なくらいさ」

さやか「そう。足のリハビリは?」

恭介「うん。続けてるよ。順調さ」

さやか「手はもう動くんだよね?」

恭介「ああ、さやかが言ったように本当に奇跡や魔法もあるみたいだよ」

さやかは恭介の笑顔をうっとりと眺めた。

時折視線があうと恥ずかしそうに目をそらす姿は、生娘そのものであった。

コブラ「時間だぜ」

さやか「あ、もうそんな時間か」

恭介「だれ?」

さやか「コブラ、急に出てきたらびっくりするでしょ」

コブラ「コブラだ。呼び捨てでいい」

恭介「は、はい」

自分の2倍以上はありそうな手を差し出されて、恭介は恐々としてしまった。

辛うじて差し返した手を握られると、感動にすら包まれる力強さだ。

恭介「…わぁ」

コブラ「どうだい、俺と少し風に当たりに行かないかい?」

恭介「…い、行きます」

さやか「あ、なんかいい流れ奪われてる気がする」


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