コブラ「俺が魔法少女ぉ?」キュゥべえ「そうだよ!」
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◆rgRx/bLTG.
[saga]
2016/07/10(日) 02:37:47.58 ID:FTbce0bvO
工場長の背後が歪む。
結界が周囲の人々を飲み込んだ。
そこは自我が境界を無くし、漂う無重力空間。
使い魔が嘲るように、撹拌し、弄ぶ。
まどか「わ、わぁ」
コブラ「ぐっ…」
まどか「こ、コブ・ラ…くん」
コブラ「お、俺の記憶を…読むな!」
まどかは辛うじて感覚の残る右手でコブラに触れた。
すると、コブラの記憶が逆流してまどかに伝わってきた。
コブラが愛し、コブラを愛した女達。
見渡す限り星の輝きで満たされた銀河。
冒険というスリルの中で繰り返される出会いと別れ。
まどか「こんな、悲しい気持ちになっても危険なところに自分から行くの…?」
コブラ「それが宇宙海賊『コブラ』さ!」
サイコガンはすでに抜かれていた。
なにもないはずの空間に銃口が向けられる。
コブラ「警告を無視したのはお前だ!人の思い出に立ち入るには罰を受ける覚悟が必要なんだぜ!」
閃光が一筋。
打ち砕かれた虚無の空間は、ひび割れ、魔女の断末魔を響かせた。
古びた工場が辺りに復元する。
まどかは、コブラには星空とコンクリートが似合うと密かに納得した。
コブラ「悪いな、俺は案外ナイーブでシャイなんだ」
まどか「カッコいい…」
さやか「あれ…終わってる」
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