コブラ「俺が魔法少女ぉ?」キュゥべえ「そうだよ!」
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◆rgRx/bLTG.
[saga]
2016/07/10(日) 02:03:26.20 ID:FTbce0bvO
【廃工場】
さやかが病院を出てから数刻後、仁美を追っていたまどかは工場にいた。
工場長「俺はダメなんだ…もう」
液体がバケツに注がれる。
容器には、混ぜることでガスを発生させる旨の警告がしたためてある。
まどか「ダメ…それはだめっ!」
仁美「邪魔をしてはいけませんわ。あれは神聖な儀式ですの」
まどか「だって!ここにいるみんな死んじゃうよ!」
仁美「あらぁ素晴らしいことじゃないですかぁ」
まどか「仁美ちゃん!」
注がれた液体に、さらに別の液体が注がれる。
まどか「あ…ああ」
仁美「生きている体なんて邪魔なだけですわ…あら?」
液体に変化はない。
工場長「…おかしいな」
「残念だったなぁ」
工場長「誰だ!?」
マッチョなその男は、暗がりから歩み出るとバケツを持ち上げた。
まどか「コブラくん!」
コブラ「薬品は残念ながら入れ換えさせてもらった」
コブラはバケツの中身を勢いよく飲み干した。
まどか「!?」
コブラ「安心しな。毒じゃない。ただ、乙女が飲むと危険だぜ」
コブラはそう言い放つとバケツを宙に投げ、サイコガンで撃ち抜いた。
コブラ「貴様が混ぜたのはウォッカとオレンジジュース。『スクリュードライバー』の出来上がりだぜ」
まどか「すごい…!」
コブラ「こういう夜にはピッタリな代物さ!」
工場長「お、おのれ!」
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