コブラ「俺が魔法少女ぉ?」キュゥべえ「そうだよ!」
1- 20
160: ◆rgRx/bLTG.[saga]
2016/07/10(日) 02:03:26.20 ID:FTbce0bvO
【廃工場】

さやかが病院を出てから数刻後、仁美を追っていたまどかは工場にいた。

工場長「俺はダメなんだ…もう」

液体がバケツに注がれる。

容器には、混ぜることでガスを発生させる旨の警告がしたためてある。

まどか「ダメ…それはだめっ!」

仁美「邪魔をしてはいけませんわ。あれは神聖な儀式ですの」

まどか「だって!ここにいるみんな死んじゃうよ!」

仁美「あらぁ素晴らしいことじゃないですかぁ」

まどか「仁美ちゃん!」

注がれた液体に、さらに別の液体が注がれる。

まどか「あ…ああ」

仁美「生きている体なんて邪魔なだけですわ…あら?」

液体に変化はない。

工場長「…おかしいな」

「残念だったなぁ」

工場長「誰だ!?」

マッチョなその男は、暗がりから歩み出るとバケツを持ち上げた。

まどか「コブラくん!」

コブラ「薬品は残念ながら入れ換えさせてもらった」

コブラはバケツの中身を勢いよく飲み干した。

まどか「!?」

コブラ「安心しな。毒じゃない。ただ、乙女が飲むと危険だぜ」

コブラはそう言い放つとバケツを宙に投げ、サイコガンで撃ち抜いた。

コブラ「貴様が混ぜたのはウォッカとオレンジジュース。『スクリュードライバー』の出来上がりだぜ」

まどか「すごい…!」

コブラ「こういう夜にはピッタリな代物さ!」

工場長「お、おのれ!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
518Res/195.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice