361: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/10/01(日) 20:06:42.59 ID:zQ/iKP8L0
覚之進「そうかそれは僥倖。色々任されているならそれで良い。今夜は酒盛りだ。」
那珂「もー、飲み過ぎはダメですよ〜。」
笑いながら鞄から間宮羊羮を取り出した。部屋の奥から銀牙が人数分の湯のみと皿をもってくる。
自来也「おお!間宮の羊羮か!」
切り分けた一番端を横から手を出した自来也がポイっと口へと運んだ。
那珂「あ!ちょっとまだダメだよ!」
自来也「うむ、甘露、甘露。やはりこれが一番じゃのう!」
覚之進「違いない。これがあればどんな酒も上手くなる。」
皿に取り分けられた羊羮を楊枝で指しながら覚之進も微笑んだ。
銀牙「自来也に頼むより、これを一本送った方がにいちゃん喜びそうじゃの。」
自来也「おいおい!それじゃあワシは来た意味がなかろうが!」
顔をしかめた自来也を見て皆が声をあげて笑った。
うん。やっぱりこう、気心しれた人達と話すのは、鎮守府の次に居心地がいいね〜。
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