354: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/09/02(土) 11:35:24.13 ID:eOjftv3k0
鎮守府から少し離れた所にある駅。ここから電車で2時間ほど。その駅から出て少し歩いたところで巨大な山と長い階段。
山の上の方からわずかに声が聞こえる。
さすが先生の道場、下にまで声が聞こえるよ。それじゃあ私も気合入れなくっちゃね!
軽く身体をひねり、ほぐす。軽く両方の頬を叩き、表情を引き締めた。
那珂「さて・・・それじゃあ一気に行っちゃおうかな!」
トントンっと地面を爪先で叩く。スッと腰を落とし、筋肉を収縮。そして爆ぜた。
一陣の風の様に階段を駆け上がる。一足飛びで階段を5、6段程を飛び越える。
那珂「はい、到着っと。」
両足でピョンっと一番上の段に飛び乗った。フゥっと一息ついて正面を見ると、複数の男たちが構えをとっているのが目に映る。
銀牙「ん?おー那珂ちゃん、久しぶりじゃのう。」
那珂「はい!先生もお元気そうで!」
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